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将棋界の竜馬、うれしい昇段 谷川九段唯一の弟子

朝日新聞デジタル - 5月16日(水) 11時1分

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(朝日新聞デジタル)

 将棋の都成竜馬(となりりゅうま)五段(28)が、大阪市の関西将棋会館で4月16日にあった免状授与式で五段の免状を手にした。2017年度の第76期名人戦・C級2組順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)で8勝2敗の好成績を収め、藤井聡太六段(15)、増田康宏五段(20)とともにC級1組に昇級し、昇段規定により昇段した。
 宮崎市出身。将棋ファンの父親が、将棋の駒にちなんで「竜馬」と命名した。小学5年の時、小学生将棋名人戦で全国優勝。決勝戦の相手は、小学6年だった中村太地(たいち)王座(29)だった。優勝後、あこがれていた谷川浩司九段(56)に弟子入りを志願する手紙を書いた。谷川九段は、「と金に成る」と重なる将棋と縁深い名字や名前、そして誕生日が1月17日で自ら被災した阪神淡路大震災の日付と重なることなどに縁も感じて、ただ一人の弟子にした。
 2000年9月、プロ棋士養成機関「奨励会」に6級で入会。07年10月に奨励会最上位の三段に昇段。13年にはプロ棋戦「新人王戦」で優勝。奨励会員の優勝は初めての快挙で、実力を示したが、プロと認められる四段になったのは16年4月。
 奨励会で苦労した分、蓄積した力をいま、発揮している。2017年度は32勝11敗。勝率7割4分4厘は全棋士中4位だった。免状授与式に駆けつけた谷川九段も「順位戦だけでなく他棋戦でも勝っていた」と、ほめた。師匠の言葉を聴いて、都成五段は「師匠と公式戦で対局できるよう、もっと活躍したい」と、うれしそうに話した。

 

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