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「胴の長さ」の違い、たんぱく質で決まる 名大など解明

朝日新聞デジタル - 8月11日(金) 14時16分

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(朝日新聞デジタル)

 カエルの胴体は短いのに、なぜヘビは長いのか――。脊椎(せきつい)動物の胴の長さは、「GDF11」と呼ばれるたんぱく質が働くタイミングの違いで決まることを、名古屋大学などの研究グループが解明した。成果を英科学誌電子版で発表した。
 ヒトなどの脊椎動物には頭に近い方から、頸椎(けいつい)、あばら骨がついている胸椎(きょうつい)、腰椎(ようつい)、仙椎(せんつい)などがあり、この背骨の数で胴の長さが決まる。人間の足にあたる後ろ脚は、進化の過程を見ても、必ず背骨のうち仙椎にくっつく骨盤を介して伸びているという。
 研究グループは、受精卵から体が作られて生まれる直前の状態に着目。ニワトリの卵を使って後ろ脚の発生メカニズムを調べた。その結果、すべての脊椎動物に共通して存在するGDF11と呼ばれるたんぱく質が、胚(はい)の中で働き始めた場所が、将来の仙椎になることを発見。さらに、仙椎になる隣の組織にも働きかけて、骨盤と後ろ脚を作っていることがわかった。

 

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