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絶滅危惧のハゼ、実は新種 川底に隠れ潜むので学名は…

朝日新聞デジタル - 8月8日(火) 8時49分

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(朝日新聞デジタル)

 沖縄・石垣島など琉球列島の川にすむ希少なハゼが、実は新種だったことがわかり、川底に隠れ潜む姿から「忍者」と学名がつけられた。沖縄科学技術大学院大学の前田健研究員らの研究チームが、日本魚類学会の英文誌で発表した。これまでは別の種だと考えられていた。
 新種とわかったのは、和名でエソハゼと呼ばれるハゼの仲間。体長2〜3センチで、川の浅瀬の川底が砂利になっている場所に生息する。
 もともと数が少なく、環境省レッドリストでは近い将来の野生での絶滅の危険性が高い「絶滅危惧1B類」に分類されているが、詳しく調べられていなかった。研究チームがDNAを解析したり、海外の標本を調べたりしたところ、これまで報告された種のいずれとも特徴が一致せず、新種と判明した。
 エソハゼの体には茶色や黒の模様があるため、じっとしていると川底の砂利にまぎれて見つけにくい。それがまるで忍者のようだとして、「スキスマトゴビウス・ニンジャ」と学名をつけた。詳しい生態はまだわかっていない。
 前田さんは「エソハゼは限られた場所にしか生息できない。エソハゼが生息できるような川を残すことが、生態系を守るために重要だ」としている。(小堀龍之)

 

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