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「反腐敗」トップに習氏の最側近 栗戦書氏が昇格へ

朝日新聞デジタル - 10月12日(木) 3時24分

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(朝日新聞デジタル)

 中国共産党指導部は、習近平(シーチンピン)国家主席の最側近の栗戦書(リーチャンシュー)・党中央弁公庁主任(67)を党最高指導部に昇格させ、腐敗問題を取り締まる党中央規律検査委員会トップの書記に充てる方針を固めた。習氏は王岐山(ワンチーシャン)・同委書記(69)の後任に自身が最も信頼する人材を置き、権力掌握の推進力となった「反腐敗闘争」に引き続き注力していく構えだ。
 党中枢に近い関係者が明らかにした。
 習指導部の発足以来、中央規律検査委は、次世代リーダー候補とみられた孫政才・前重慶市書記ら党高官を続々と摘発し、習氏の権力固めに大きく貢献した。その司令塔役を務め、習氏の右腕とされた王氏が18日に開幕する党大会で同委書記を退任する見通しだが、習氏は腹心の栗氏を後任に据えることで引き続き厳しく腐敗を取り締まる意志を示した形だ。
 栗氏は、1980年代に河北省の県書記を務めていた時代に近くの県の書記だった習氏と知り合い、友情を深めた間柄。黒竜江省長、貴州省書記などを歴任し、習指導部発足直前の2012年9月に党総書記の政務や日常業務を仕切る党中央弁公庁トップに抜擢(ばってき)された。以来、習氏の国内視察や外遊にほぼ例外なく付き添う側近中の側近だ。
 11日、党大会に向けた準備作業を行う第18期中央委員会第7回全体会議(7中全会)が開幕し、党大会に関する一連の政治日程が始まった。栗氏を含む党の新指導部は、党大会直後に中央委員が開く全体会議で正式に選出される。(北京=西村大輔、延与光貞)

 

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