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リノベでよみがえるランクル 100系が60系に逆進化

朝日新聞デジタル - 1月14日(日) 9時28分

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(朝日新聞デジタル)

 ファッションやサブカルチャーの分野で流行しているレトロなテイスト。千葉・幕張メッセで開催中の東京オートサロンでは、1990〜2000年代の中古車をベースに、比較的廉価で手軽にヴィンテージの雰囲気やレトロ風味を楽しめるカスタムの提案も多く見られた。
 中古車販売会社「フレックス」(東京都港区)が出展したのは、トヨタ自動車のクロスカントリー(クロカン)車「ランドクルーザー(ランクル)」やワンボックス車「ハイエース」といったレジャー用途に人気の車両を、70〜80年代のアメリカンな雰囲気に仕立てたモデル。住宅リフォームのような感覚で中古車を新車のように仕立てる「リノベーションカー」だ。
 00年代に生産されたランクル100系をベースに、80年代の60系に似た角目4灯ヘッドライトと格子状のグリルを装着したり、現行型ハイエースに80年代生産の3代目を思わせる縦長ヘッドライトをつけたりすることで、気軽に往年のモデル風に仕立てられる。クルマ自体にはさほど詳しくないが「人と同じクルマには乗りたくない」と生活スタイルにこだわりを持つ人たちをターゲットにする。顧客の好みに合わせて内外装のカラーや装備などを選ぶことで、自分好みの一台を完成させる楽しみも提案する。特に、新車で仕入れ可能で、車の購入費用も含めて400万円前後で完成するハイエースのカスタムは人気で、これまで100台超を販売したという。
 同じ手法は輸入車でも見られた。英国車を扱うショップ「レンジャーズ」(東京都目黒区)は、高級クロカン「レンジローバー」の90年代モデルをベースに70年代の初期型を再現して販売する。91年式の展示車両は、初期型のイメージカラーである鮮やかな黄色「ハバナゴールド」に全塗装され、前後バンパーを細いパイプ状に変えたり、プラスチックのモール類を取り去ったりして70年代モデルの特徴であるシンプルな外観とした。一方で、内装はパワーウィンドーなどの快適装備をそのまま残して使い勝手に配慮した。この車両は300万円ほどの車体を仕入れて400万円前後の費用をかけ、700万円台で販売。レストアやカスタムの程度で価格は上下するが、難しいメンテナンスが不要な安心感から、コンスタントな受注があるという。(北林慎也)

 

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